dpkg

Debian系のLinuxで使われるパッケージマネージャー

ハイレベルのインタフェースとして apt, apt-get, aptitude がある。
昔からあるのがaptitudeで、最近あまり使われてない気がするが、2017年11月18日現在、これにしかない機能もあるそうだ。
aptは最先端のようだが、すべてaptで賄えるというわけではまだなさそう。

dpkg <=> aptの関係は、RHEL系におけるrpm <=> yumの関係と似ている。

つまり、dpkgは低レベルのインタフェースであり、aptは内部的にdpkgを使っている。
…というようなことが Debian系のファイル管理コマンドもまとめてみた | tkd55 に書いてあった。

参考:

ドキュメント

コマンド

# パッケージリストの更新
apt update

# パッケージの更新
## 更新可能なパッケージの一覧
apt list --upgradable

## 最低限可能なアップグレードを行う
apt upgrade
apt-get upgrade
aptitude safe-upgrade

# パッケージの検索
apt search $QUERY
apt-cache search $QUERY

# パッケージの削除
apt remove $PACKAGE...
apt-get remove $PACKAGE...

## 不要なパッケージを削除 ... 依存関係でインストールされたが、使われなくなったもの
apt autoremove

# インストールされたパッケージの一覧
dpkg -l

# パッケージがインストールされているか調べる
dpkg -l $PACKAGE
dpkg-query -l $PACKAGE

# インストールされたパッケージに含まれるファイルリストを表示
dpkg-query -L $PACKAGE

インストール

apt install $PACKAGE...
apt-get install $PACKAGE...

# バージョン指定
apt-get install ${PACKAGE}=${VERSION}...

# .debパッケージファイルをインストール
dpkg -i foo.deb

参考:

参考