Service

Overview

Podの集合で実行されている持続的なワークロードをネットワークサービスとして公開する抽象的な手法。

Serviceを使用すると、メンバーPodのIPアドレスが変更されても、Serviceが存続している間に固定のIPアドレスを取得できる。

Service定義ファイルのサンプル:

kind: Service
apiVersion: v1
metadata:
  name: my-service
spec:
  selector:
    app: MyApp
  ports:
  - protocol: TCP
    port: 80
    targetPort: 9376

これはKubernetesクラスタ内で my-service という名前でアクセスできる。

仕様

Label Selector … サービスを識別するためのラベルとそのセレクタ。
Endpoints API … Service内のPodの変更に伴って更新される。

Serviceのtype

https://cloud.google.com/kubernetes-engine/docs/concepts/service?hl=ja#types_of_services

ClusterIP （デフォルト） … クラスタ内で固定IPアドレスを獲得
NodePort … 指定された1つ以上の nodePort 値を利用して、ノードのIPアドレスを通じてアクセス可能になる
LoadBalancer … ネットワークロードバランサを介したアクセスを提供
ExternalName … See below
Headless

ExternalName

https://kubernetes.io/ja/docs/concepts/services-networking/service/#externalname

外部から参照できるDNS名を提供する。
この機能を使うには、GKEなどのように、KubernetesにDNSコンポーネントが導入されている必要がある。

Example:

apiVersion: v1
kind: Service
metadata:
  name: my-service
  namespace: prod
spec:
  type: ExternalName
  externalName: my.database.example.com

参考記事など

最終更新 2020-05-04: [software/k8s] Restructure Kubernetes pages (7114ade87)