vimrc
Vimの設定ファイルであるvimrcについて。
どのファイルが読み込まれるか
https://vim-jp.org/vimdoc-ja/starting.html#initialization
vim -u ${file}
で任意の設定ファイルを指定できる。
colorscheme
カラースキームを設定する。
See also #highlight
Example:
colorscheme elflord
デフォルトで使えるもの:
ls /usr/share/vim/vim80/colors/
などとする。- 参考: デフォルトでインストールされている — 名無しのvim使い
みんなが作ったカラースキームが載ってるサイト: http://vimcolors.com/
参考:
filetype
"filetype検出の有効化
filetype on
" プラグインやインデントのロードも有効化
filetype plugin indent on
" 拡張子によるfiletype検出の追加の例
autocmd BufNewFile,BufRead *.rb setfiletype ruby
参考:
highlight
https://vim-jp.org/vimdoc-ja/syntax.html#:highlight
特定のグループの文字色を変える。:highlight
で現在の設定を得ることができる。
See also #colorscheme
" 構文
" 特定のグループの設定を追加
hi[ghlight] {group-name} {key}={arg}...
" 特定のグループの設定をリセット
hi[ghlight] clear{group-name}
" 例
highlight Search term=bold ctermfg=Black ctermbg=Blue
highlight-args
https://vim-jp.org/vimdoc-ja/syntax.html#highlight-args
highlight
コマンドに与える {key}={arg}
の引数の一部を下に示す。
key | 端末種別 | args |
---|---|---|
term | 通常 | bold,italic,underline,reverse,NONEなど。NONEは属性リセット用 |
cterm | 色付き | termと同じ |
ctermfg | 色付き | 色名や番号を指定する |
ctermbg | 色付き | ctermfgと同じ |
cterm-colors
https://vim-jp.org/vimdoc-ja/syntax.html#cterm-colors
ctermfgやctermbgの値には0〜15の色番号やBlack, Blueなどの色名を指定できる。
色はVim上で :so $VIMRUNTIME/syntax/colortest.vim
を実行して確認できる。
参考:
キーマッピング
マップコマンド
https://vim-jp.org/vimdoc-ja/map.html#:map-commands
構文:
map {lhs} {rhs} " キー入力 {lhs} を {rhs} に割り当てる
unmap {lhs} " キー入力 {lhs} のマッピングを削除
map, nmapなど( noremap
じゃないやつ):
- マップが使われたときに
{rhs}
が評価され、再マップされる - マップを入れ子にしたり、再帰的にできる
noremap, nnoremapなど:
{rhs}
は再マップされないので、入れ子になったり再帰的になったりしない- コマンドを再定義するときによく使われる
マップとモード
https://vim-jp.org/vimdoc-ja/map.html#:map-modes
コマンド | モード |
---|---|
map , noremap , unmap | ノーマル、ビジュアル、選択、オペレータ待機 |
nmap , nnoremap , nunmap | ノーマル |
他に vmap
, smap
, xmap
などある。
「オペレータ待機モード」は、d
、y
、c
などの後で、後続の操作を待機しているとき。
キーマッピングを確認する方法
" デフォルトキーバインドの一覧
:help index.txt
" 自分で割り当てたキーマップの確認
:map " すべて確認
:imap " インサートモードだけ
:nmap " ノーマルモードだけ
:vmap " ヴィジュアルモードだけ
:verbose nmap " 定義元ファイル情報も表示